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Excel日誌サンプルと考え方
便利なツールはいくつも存在します。
Excel、GoogleSheets、Notion、Pythonで自作したツールなどなど。
このページで紹介するExcel日誌は、
たった一つの答えでも、正解でもありません。
そういったツールの使い方のプロでもない私自身が、
AIと一緒に投資を考え続けるために試行錯誤し、
たどり着いた「あくまで一つの形」です。
1. この日誌で管理していること
このExcel日誌で扱っているのは、ごくシンプルな情報だけです。
- 何を、どれだけ持っているか
- 今の比重はどうなっているか
- 目標としている比重はどれくらいか
- そこまで、あとどれくらいか
- 投資した理由の記録
- 四半期ごとのレビューやAIとの議論の記録
これらが一か所に整理されている状態にしておきます。
目的は、価格の上下を細かく追うことではありません。
自分のポートフォリオ全体について、必要なことを把握することです。
2. このExcel日誌の構成
日誌は、大きく分けて次の3つのシートで構成されています。
① Dashboard
ポートフォリオ全体を一覧で把握するためのメインシートです。
ここには次のような情報が並びます:
- Name(ティッカーを入力すると正式名称が表示)
- Ticker / Industry / Market Price
- Position(保有株数/手入力)
- Market Value(評価額)
- Portfolio Weight(自動計算)
- Target Weight(目標比重・手入力)
- Progress(達成度・自動計算)
このシートを見れば、
自分のポートフォリオがどんな状態にあるのかが、静かに一目で分かります。
② Template(ホワイトボードの雛形)
銘柄ごとの思考を整理するためのシートです。
大きなテキストボックスを縦に並べてあり、
投資理由・四半期レビュー・AIとの議論の要点などを貼り付けて使います。
③ 銘柄別シート(MSFT / AAPL など)
Templateをコピーして作る“思考の履歴用シート”です。
銘柄ごとに、投資理由や前提・注目点が時系列で積み上がっていきます。
3. 手入力版の使い方(自動取得を使わない場合)
このExcel日誌は、手入力だけで完全に機能するように設計しています。
最初は以下のステップで十分です。
ステップ①:Name欄にティッカーを入力する
MSFT / AAPL / GOOG などティッカーを入力すると、
正式名称・Ticker・Industry が自動で整います。
ステップ②:Position(株数)や Cost Basis(取得額)を手入力する
Market Price(株価)も手入力で構いません。
Market Value は「株価 × 株数」で計算できます。
ステップ③:Portfolio Weight(比重)は自動計算される
入力した時価評価額をもとに、Excelが比重を算出します。
現在のポートフォリオの構造が見える瞬間です。
ステップ④:Target Weight(目標比重)を入力する
「この銘柄は10%にしておきたい」→ 10 と入力。
これはあなたの投資判断そのものです。
ステップ⑤:Progress(達成度)が自動更新される
今の比重が、目標とどれくらいズレているかが一目で分かります。
4. このサンプルの位置づけについて
ここまで説明してきたとおり、この日誌は「手入力だけ」で十分に成立します。
ただし、ここで配布しているファイルは、あくまで大まかな枠組みだけを整えたベースです。
ここから先は、あなた自身が自由にカスタマイズして構いません。
- 関数を入れて管理を便利にする
- 独自の指標を追加する
- レビュー欄やメモ欄を増やす
- 色分けや条件付き書式で見やすくする
実際に私が使っている日誌も、このサンプルとまったく同じではありません。
運用していく中で、必要なものを足したり、不要なものを外したりしながら、少しずつ形が変化しています。
投資日誌は「固定された完成品を渡され、守って使うもの」ではなく、
自分の投資の考え方に合わせて育てていく道具です。
このサンプルは、そのための“土台”として使ってください。
後半:IB証券を使っている方向け(自動更新の仕組み)
ここから先は、少し応用的な内容です。
もしあなたが IB証券(Interactive Brokers) を使っていて、
口座情報(ポジション、時価評価額、現金残高など)を Excel に自動で反映させたい場合、
次のような方法があります。
先に結論を書くと、プログラミングは不要です。
必要なのは、Excelの基礎と簡単な関数だけ。
しかも、困ったらAIに聞けば誰でも実装できます。
1. IB証券の TWS からどんな情報が取れるのか?
TWS(Trader Workstation)は、IB証券の取引・口座管理アプリです。
これには TWS API(ActiveX版) が付属しており、Excelと接続することで次の情報を自動で取得できます。
- ・保有銘柄(ティッカー)
- ・保有株数(Position)
- ・簿価(Cost Basis)
- ・時価評価額(Market Value)
- ・平均取得価格(Average Cost)
- ・含み損益(Unrealized P/L)
- ・口座残高(Cash)
- ・総資産額(NAV)
これらを Excel で直接参照できるようになると、
手入力の手間がほぼゼロになります。
2. 自動更新の仕組みを図解で理解する
まずは仕組みを理解するために、全体像を図で示します。
┌──────────────┐
│ IB TWS(口座) │
└─────────┬────────┘
│ ActiveXで接続
▼
┌───────────────────────────┐
│ TwsActiveX.xls(IB公式サンプル) │
│ NAV / Cash / Positions などが更新 │
└─────────┬─────────────────┘
│ Excel関数で参照
▼
┌───────────────────────────┐
│ あなたのDashboard │
│ Position / MarketValue など自動化 │
└───────────────────────────┘
つまり、あなたのDashboardに APIを直接書くわけではなく、
IB公式のサンプルExcel(TwsActiveX.xls)をデータ源として参照するだけの仕組みです。
これが最も簡単で、失敗しにくい方法です。
3. TWSとExcelをつなぐ方法(超ざっくり)
細かい作業はAIに聞いてください。
ここでは流れだけ説明します。
- TWS を起動してログイン
- TwsActiveX.xls(公式サンプル)を開く
- TWSとTwsActiveX.xls(公式サンプル)を接続する設定を行う
- Generalタブで「Connect」を押す
- Accountタブで「Request Account Updates」を押す
- Account / Portfolio タブに口座情報が表示される
- 必要なセルを、あなたのDashboardが VLOOKUP / XLOOKUP で参照する
これだけで、自動更新が動くようになります。
4. 必要な知識は、基礎だけでいい理由
TWS APIという言葉から難しそうに見えますが、
実際に使う技術はとてもシンプルです。
- ・TWSとTwsActiveX.xlsを接続する方法
- ・Excelの VLOOKUP か XLOOKUP(1つ覚えるだけ)
- ・セル参照(=どのセルにある数値を見に行くか)
これが分かれば十分ですし、わからなければAIが教えてくれます。
TWS API のインストール手順も、接続方法も、
すべて「AIに聞けばあなたの環境に合わせて案内してくれる」時代です。
実際にAIには、次の一文を投げればOKです。
「IB証券のTWS API(ActiveX)を使って、 Excelのサンプル ‘TwsActiveX.xls’ を動かす手順を、 私のPC環境に合わせて教えてください。」
5. 前半で渡したDashboardに、自動更新を実装してみる
前半で説明したDashboard(手入力版)は、
外部リンクが一切ないクリーンな状態で配布しています。
これは、どんな環境の読者でも使いやすくするためです。
もし自動更新を実装したい場合は、このクリーンなDashboardに対して、
あなた自身が必要な参照だけを追加していく形になります。
例えば:
- Position → TwsActiveX.xls の Position列を参照
- Market Value → TwsActiveX.xls の MarketValue列を参照
- NAV → Accountタブの NAVセルを参照
「参照先セルを1つずつ設定するだけ」なので、操作は驚くほど簡単です。
6. 自動更新を実装できるかどうかは本質ではありません
このDashboardの価値は、
「現在地(数値)」と「判断理由(テキスト)」が同じ場所に存在する
という構造そのものにあります。
自動更新できると便利ではありますが、
手入力でも何も変わりません。
むしろ手入力は、比重や銘柄の位置づけを自分の手で確認する良い習慣にもなります。
自動更新はあくまで“余力があればやる”追加機能と考えてください。
すべての読者に必須のものではありません。
まとめ(後半)
- IB証券を使っているなら、TWSAPIで自動更新を実装できる
- 仕組みはシンプルで、AIの助けがあれば誰にでもできる
- ただし、自動更新は本質ではなく、手入力版で完全に成立する
自分の投資スタイルや環境に合わせて、
できるところから無理なく取り入れてください。